| ユーさんのシネマ談義 第15回 グレートレース |
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ユーさんのシネマ談義⑮ (2009年11月28日)
<2> 出演
<3> あら筋 その後も2人の競い合いは続きます。飛行機によるフェイト教授の空中ブランコ、モーターボートやロケットによるスピード記録挑戦等々。
そして新聞社主催のニューヨーク・パリ間の自動車レースが開催されることになりました。レスリーはヘゼカイアとウェーバー社製のレスリー・スペシャル号で参加、フェイト教授はマックスとハンニバル号で挑戦します。これに新聞社の女性記者デュボアも加わり、計6台の自動車によるレースが戦いの火蓋を切りました。 しかし、マックスの細工により4台の車は次々に落伍、結局レスリーと教授の車2台による一騎打ちとなるのです。デュボアはレスリーの車に便乗して取材を続けました。レースはアラスカに入り、2台の車は流氷の上で四苦八苦します。そしてシベリアに到着、ここではロシア語に堪能なデュボアの活躍で市民から大歓迎を受けました。
次に到着したのがヨーロッパの小国。何とこの王国の皇太子はフェイト教授と瓜二つ。そのため教授たちは王位争奪の騒動に巻き込まれてしまいます。 何とかこの王国から抜け出した2台は遂にゴール地であるパリに入りました。目指すはエッフェル塔です。教授の車は最後に道を間違え、レスリーが僅かに早くテープを切るかに見えました。しかし、ゴール直前レスリーとデュボアは激しい論争を始め、車は急停車してしまいます…。
<4> 感想
*主役のトニー・カーチス(冒険家レスリー)よりもう一人の主役であるジャック・レモンの方が存在感があり、目立っていたように思えます。また、フェイト教授の助手マックスを演じたピーター・フォークのおとぼけ振りが実に楽しいものでした。何気ないアドリブ的な仕草のひとつひとつが笑いを誘います。教授の指示に従い懸命に実行していくマックス、もしピーター・フォークという俳優がいなかったらこの作品はラブストーリーを絡ませた好敵手同士の自動車競走劇に終わったかも知れません。 ピーター・フォークはこの作品(1965年)の後1968年から2003年まで全米でTV放映された「刑事コロンボ」の主役として大スターの道を駆け上がっていきますが、それを予感させるものが「グレートレース」の中に十分現れていると思います。
*今回の作品の音楽は「ひまわり」「シャレード」「ピンクパンサー」などを手がけたヘンリー・マンシーニが担当しています。
数々のアカデミー賞を受賞したマンシーニですが、この「グレートレース」がきっかけだったのでしょうか、ピーター・フォークの代表作「刑事コロンボ」のテーマ曲も担当しているのです。
*この作品の中では、映画史上最大といわれる「パイの投げ合い」が繰り広げられます。ケーキ工場で皇太子の戴冠式祝宴のためパイが大量に作られていましたが、そこに闖入したレスリーやフェイト教授達、沢山のパイを投げつけられ、パイまみれになります。一体どのくらいのパイが使用されたのでしょうか?当時高校生だった私は「パイ」を食べたこともなく、ただ勿体無い、いつか食べてみたいと思っていました。 |
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